営業事務から一般事務への転職

転職をしようと思っている人たちの中でも人気の職種が一般事務です。人気の理由としては「土曜・日曜としっかりと休みをとることができる」や「ストレスなどが営業事務に比べ少なそう」「ノルマや期限などがない」などです。このような理由を見てると「一般事務という仕事は楽なのか」と思われるかもしれません。しかし、決してそんなことはありません。ですので待遇が劇的によくなるなどと過度な期待を抱くのは辞めましょう。ですが実際、営業事務から一般事務への転職希望は多いのです。では具体的に2つの仕事にどのような差があるのでしょうか?

主な仕事としては営業担当者のサポート役です。内容としては請求書・伝票類の整理、商品の受注・発注、電話への応対などです。業種によっては、顧客へのプレゼンテーション用資料の作成。外資系企業との仕事では英語を使った書類作成・英語でのやりとりなどを求められる場合もあります。営業事務の仕事をしていくうえで求められていることは、書類作成時の正確性・コミュニケーション能力・空気をすぐに察する能力です。多くの人と関わっていきながら時として相手方が望んでいることをすぐに理解することを凄く求められます。会話を苦に感じず、それでいて瞬時に空気を読み取り行動できる人材は重宝されるでしょう。また、それらが得意だという人にとってはやりがいを感じる職種でしょう。

まず、一般事務というのは、職場での事務・庶務の全てのことです。内容としては契約書などの書類作成、メールなどの対応、データ集計・ファイリングなどです。一般事務でも営業事務ほどではないにしろ、コミュニケーション能力を求められます。事務だから必要ないと思っていた方は注意しておきましょう。また一般事務ではスキルとしてエクセル・ワードの扱いが重要になってきます。仕事で必ず必要になることです。最低限ではなくかなり使いこなせている人は楽しみながら働けるでしょう。

営業事務と一般事務に共通しているのはサポートする役割が多いということです。決して目立つ職種ではないと思います。ですが、献身的に働く姿勢を必ず誰かは見ていてくれています。ふとした時に褒められたら嬉しく思うのは営業事務でも一般事務でも同じです。そういったことから性格的に困っている人を助けたいという思いを持っている人などは営業事務・一般事務に向いているのではないでしょうか?転職を考えるときには自分がどんな時に喜びを感じるのかなどを考えるのもいいかもしれません。