ラジオ業界への転職

みなさんはラジオ番組を聞いたことがあるでしょうか。有名なタレントさんがまるであなたと会話するかのように語りかけてくる。パーソナリティーとリスナーの双方向的な関係性が築かれる。それがラジオの魅力です。ラジオの虜になった方の中には、ラジオ業界への転職を考える方もいるのではないでしょうか。今回はラジオ業界について考えてみます。

ラジオ番組制作に携わる人は大きく3パターンに分けられます。パーソナリティー、ディレクター・アシスタントディレクター・放送作家、技術者の3つです。
パーソナリティーの多くはタレントや作家、スポーツ選手などの有名人です。一般の素人の方がパーソナリティーをやりたいと思ってもなかなか求人は見つからないでしょう。ですがコミュニティFMなどでは稀に一般人パーソナリティーを募集する局もあります。
ディレクター・放送作家など裏方スタッフの仕事に憧れる人も多いでしょう。ですがこちらもなかなか求人がありません。大手のラジオ局だと毎年新卒の求人がありますが、それでも採用されるのは数人です。総じて高学歴の学生が採用される傾向にあるので、学歴の時点で勝負が決まってしまう方もいるでしょう。正規のルート以外では、大学サークルとのつながりや、「ハガキ職人」からの成り上がりなども考えられますが、可能性は高くないのが実情です。
技術職に関しては各種専門学校で学ぶことが必要です。専門学校には技術系のアルバイト募集が寄せられることもあるそうです。

ラジオ業界は全体的に不遇の時代が続いています。テレビやネットとの競争の中で次第にその価値を失いつつあるのが現状です。そんな状況ではありますが、ラジオリスナーはいつの時代も存在し、彼らはラジオを求めています。リスナーのためにも、衰退産業と揶揄されるラジオの価値を取り戻すことのできる人材の登場が渇望されているのです。具体的にはあらゆる方面に好奇心のアンテナを張り巡らし、常人では考え付かないようなアイディアを出せる、そんな人がラジオスタッフに向いていると言えるでしょう。

確かにラジオ業界は衰退しつつありますが、そんな時代だからこそ「ラジオをやりたい」という熱意ある人材が必要です。大手企業でのルーティンワークに飽きた、なにか面白いことをやりたい、そんな方の中でラジオに携わりたい方がいれば、積極的にチャレンジしてみてください。